セリエA第35節の9試合が12日から14日にかけて行われた。
すでに優勝を決めているナポリは敵地で11位モンツァと対戦。主力を多く入れ替えて臨んだナポリは18分にボックス内でボールを繋がれると、最後はダニー・モタに押し込まれ先制を許す。後半にかけて攻勢を強めるも、逆に54分にこぼれ球を拾ったアンドレア・ペターニャに追加点を献上し、リードを2点に広げられた。その後の反撃も実らず、試合は2-0で終了。ナポリはリーグ戦7試合ぶりの黒星を喫した。
2位のユヴェントスはホームに19位クレモネーゼを迎えての一戦。前半をスコアレスで折り返すと、55分にニコロ・ファジョーリが先制ゴールをマーク。さらに79分にはCKからグレイソン・ブレーメルが頭で押し込み追加点。2-0でリーグ戦3連勝を飾った。16位レッチェと対戦した3位のラツィオは、34分にチーロ・インモービレのゴールで先制するも、前半終了間際と後半開始直後の失点で逆転を許す。90+4分にセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチのゴールでなんとか追い付き、辛くも勝ち点「1」を手にした。
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグでも対決するミラノの両クラブだが、今節は明暗が分かれる結果となった。4位のインテルは本拠地に13位サッスオーロを迎えた。試合はロメル・ルカクの2得点の活躍もあり、インテルが4-2で快勝。リーグ戦5連勝で3位に浮上した。対して、18位スペツィアのホームに乗り込んだ5位ミランは、前半をスコアレスで折り返すと、終盤に2失点を喫し、反撃も実らず完封負けを喫している。
そのほか、7位ローマと10位ボローニャの一戦はスコアレスドローで終了。8位のフィオレンティーナはホームで9位のウディネーゼを2-0で下した。6位アタランタは敵地で15位サレルニターナに0-1で敗れている。
セリエA第35節の結果・日程は以下の通り。
▼5月12日開催
ラツィオ 2-2 レッチェ
▼5月13日開催
サレルニターナ 1-0 アタランタ
スペツィア 2-0 ミラン
インテル 4-2 サッスオーロ
▼5月14日開催
ヴェローナ 0-1 トリノ
フィオレンティーナ 2-0 ウディネーゼ
モンツァ 2-0 ナポリ
ボローニャ 0-0 ローマ
ユヴェントス 2-0 クレモネーゼ
▼5月15日開催
サンプドリア vs エンポリ