サビツァーの今季が終了…マンUが正式発表

 マンチェスター・Uに所属するオーストリア代表MFマルセル・サビツァーの今シーズン中の復帰は叶わないようだ。クラブの公式サイトが伝えている。

 1-0で敗れたウェストハム戦に途中出場したサビツァーだが、ヒザの負傷により15日のウルヴァー・ハンプトン戦は欠場。マンチェスター・Uは、このケガによりサビツァーが今シーズン残りの試合には出場できないと発表した。

 冬の移籍市場でバイエルンからローン移籍で加入したサビツァーは、シーズン後半戦からにも関わらずすでに公式戦18試合に出場し3ゴールをマーク。完全移籍の噂もささやかれる中で、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いやFAカップ決勝など、大一番を控える終盤戦を欠場することが決定した。

 マンチェスター・Uは公式声明で、「レッズ(マンチェスター・Uの愛称)はプレミアリーグでの競争やFAカップを残しており、また彼の今までのチームへの貢献に非常に助けられていたため、クラブの全員がマルセルを失うことに落胆している。」とコメント。クリスティアン・エリクセンやラファエル・ヴァラン、アレハンドロ・ガルナチョらがケガから復帰したことについても触れ、彼の一刻も早い回復を祈った。

 シーズンも佳境を迎える中、中盤の貴重な人員を欠くこととなったマンチェスター・U。次節は20日にアウェイでのボーンマス戦を控えている。