【MLB】オリオールズ5-9エンゼルス（5月15日・日本時間5月16日／ボルティモア）
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。4-4と同点で迎えた4回の第3打席に4試合ぶりとなる9号勝ち越し３ランを放ったが、打球速度114.6マイル（約184キロ）、飛距離456フィート（約139メートル）の特大で強烈な一発にライトスタンドの着弾点付近に陣取っていた敵地ファンの一部が逃げ惑う場面が見られ「みんな凄すぎて引いてるw」など視聴者が騒然とする一幕があった。
エンゼルスが3－4と1点ビハインドで迎えた4回表。先頭打者の8番ウォーラクが5球目をフルスイングすると同点ホームラン。投手大谷を援護した。
続く9番ネトはショートゴロで1アウトとなるも、3巡目となった1番ウォードがライト前ヒットで出塁。続く2番トラウトが6球目をセンター前へ運び1死一、二塁で打席に大谷を迎えた。
ここで初球の甘く入ったカーブをフルスイングした大谷の打球は右中間スタンドへ向かって一直線。本人も打った瞬間にそれと確信する今季9本目の勝ち越し3ランは今季最長飛距離となり、二刀流の試合では今季初アーチとなった。
現地映像では、あまりの飛距離に着弾を予想できなかったのか…スタンドにいたオリオールズのユニフォーム姿の観客の一部が大慌てで逃げ惑う一幕も。このシーンにはABEMA視聴者から「みんな凄すぎて引いてるw」「どれだけ飛ぶんだ」といった驚きの声が殺到していた。
なお今季9度目の二刀流先発マウンドで5勝目を目指した大谷は、自己ワーストタイとなる1試合3被弾を含む被安打４、5奪三振5失点も粘投を披露してチームトップの5勝目（1敗）。チームの連敗を「2」でストップするエースらしい粘り強い力投で価値ある1勝をもたらした。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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