リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、15日に行われたプレミアリーグ第36節のレスター戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
リーグ戦6連勝と好調を維持するリヴァプールはアウェイでレスターと対戦。試合は33分と36分にカーティス・ジョーンズが立て続けに得点を奪うと、71分にはトレント・アレクサンダー・アーノルドがダメ押しの一発を決めて、3-0で勝利を収めた。
リーグ戦7連勝を飾り、1試合未消化の4位マンチェスター・Uに勝ち点「1」差まで詰め寄ったクロップ監督は試合後、「55分から75分にかけてはポジショニングが明確ではなく、もう少しコントロールできればよかった」と反省点を口にしつつも、「2点目は相手のディフェンスラインを突破する良い例だったし、3点目のセットプレーも素晴らしかった。他にも良い瞬間はあったし、とても良かったと思う。説得力のある方法でゲームをコントロールし、あらゆる場所で起こり得る問題を生じさせなかった」とチームを称賛した。
また、クロップ監督はチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内のトップ4入りの可能性についても言及し、「私たちの手の中にあるわけではないが、チャンスを得るにはシーズン終了までのすべての試合に勝たなければならない。何度も言ったが、ニューカッスルとマンチェスター・Uは私たちのことを気にしていないだろう。彼らは自信を持っている。しかし、私たちも同じような状況にあり、私たちにできることはプレッシャーをかけ続けることだ」と劣勢な状況は変わらないとしつつ、上位チームに少しでもプレッシャーをかけたいと意気込んだ。
トップ4入りに向けて負けられない戦いが続くリヴァプール。現地時間20日に行われる次節では、本拠地『アンフィールド』にアストン・ヴィラを迎える。