マンチェスター・Uは、ドルトムントに所属するスイス代表GKグレゴール・コベルに関心を寄せているようだ。15日、イギリス紙『インディペンデント』が伝えている。
現在マンチェスター・Uの守護神を務めているのは、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアだが、現行契約は2023年6月30日までとなっており、契約には1年間の延長オプションも付随しているものの、来シーズン以降の去就は不透明となっている。
同紙によると、チームを率いるエリック・テン・ハグ監督はデ・ヘアの残留を望んでいるとしながらも、競争を生み出すことを目的に、ドルトムントの守護神を務めるコベルの獲得を検討している様子。デ・ヘアの課題でもある足元の技術を、スイス人GKなら補えると考えているようだ。
現在25歳のコベルは、母国スイスのグラスホッパーの下部組織出身。その後はホッフェンハイム、アウクスブルク、シュトゥットガルトを経て2021年5月にドルトムントに加入し、今シーズンもリーグ戦25試合に出場している。また同年9月には、ギリシャ代表との国際親善試合に先発出場し、A代表デビューを果たした。
チェルシーなど多くのクラブからの興味も噂される同選手。ドルトムントとの契約は2026年までとなっているが、来季はどのクラブのゴールマウスを守るのだろうか。