デクラン・ライス

 今夏の移籍市場において、その動向が大きな注目を集めているウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスにドイツの名門バイエルンも関心を示しているようだ。17日、ドイツメディア『ビルト』が伝えている。

 バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督とハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ダイレクター)は来季のチーム編成に着手しており、新たなエースストライカーに加えて、ディフェンスラインの前でプレーする中盤の補強を急務としているとのこと。さらに、新戦力には強靭なメンタリティと貪欲さという2つの資質を求めているという。

 その中でも、より攻撃的な部分に魅力があるドイツ代表MFジョシュア・キミッヒとは異なる、より守備面に長所を持った選手を欲しており、そういった要素を満たしている24歳のイングランド代表MFに、バイエルンの指揮官は注目しているようだ。

 しかし、高額な移籍金に加え、アーセナルチェルシーといったプレミアリーグのビッグクラブも関心を示していることなどが、獲得に向けた大きなハードルになるとの見解も示している。