【MLB】レッドソックス12ー3マリナーズ(5月17日・日本時間18日/ボストン)
「5番・DH」で先発出場したレッドソックス・吉田正尚外野手が4打数1安打1打点を記録し、チームの大勝に貢献した。レッドソックスは今季の成績を24勝20敗、貯金4としたがア・リーグ東地区では最下位という珍現象も起きている。
試合は初回からレッドソックス打線が爆発。1死一、二塁から4番・ディバース内野手のタイムリーなどで3点を先制すると、続く2回にも3番・ターナー内野手の一発や吉田の内野安打など6安打を集中させて6得点。序盤の大量リードで試合を決定づけた。5回にもターナーからの3連打に吉田の内野ゴロ、6番・ヘルナンデス内野手の犠牲フライなどで追加点を挙げた。
投げては先発のベロ投手が5回を1失点。以降はロドリゲス、マーティン、シェリフ、ガーザと小刻みな継投で12-3と大勝。
この勝利で前日から2連勝としたレッドソックスだが、貯金4を稼いでいるにもかかわらず、チームはア・リーグ東地区最下位。MLB記録となる開幕13連勝をマークしたレイズが勝率7割を超える驚異的なペースで勝ち星を重ね、首位を快走。以下、オリオールズ、ブルージェイズと続き、試合開始時点ではヤンキースとレッドソックスの「ア・リーグ東地区の両雄」が4、5位に位置していた。
ハイレベルな争いとなっている地区上位争いだが、ワイルドカードも含めたプレーオフ進出には吉田のバットが不可欠なのは間違いない。この日、大爆発した打線を吉田が牽引すれば、最下位脱出、上位進出も見えてくるはずだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


