チェルシーに所属する元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、代表復帰を決めたようだ。17日、自身のインスタグラムで明かしている。
現在33歳の同選手は、ミランやサンテティエンヌ、ドルトムントなどを経て、2018年にアーセナルに加入。その後は2022年にバルセロナへと移籍し、同年夏にチェルシーへ加わった。ガボン代表では通算73試合に出場し、同国代表歴代最多の30ゴールを記録している。
2022年5月に代表引退を発表したオーバメヤンだが、数日前にガボンのアリー・ボンゴ・オンディンバ大統領との会談を行ったと明かし、「父が息子に語りかけるような名言を聞くことができ、大変光栄に思いました」と大統領の言葉に感銘を受けたようだ。
また「私は母国とパトリス・ヌブー監督に身を任せることにしました。1度“パンサー”になれば、いつまでも“パンサー”である」と自らが再びパンサーズ(ガボン代表の愛称)へ戻る意向を示した。
かつてアフリカ年間最優秀選手賞を受賞した頼れるストライカーの復帰は、ガボン代表にとって大きな追い風となりそうだ。