マルティン・ウーデゴーア

 アーセナルがノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアに対し、新契約を提示する可能性があるようだ。17日、『イブニング・スタンダード』や『90min』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 就任4シーズン目を迎えたミケル・アルテタ監督のもと、攻撃的なサッカーを展開し、プレミアリーグで優勝争いを繰り広げているアーセナル。残り2試合となった現段階で、1試合未消化の首位マンチェスター・Cとの勝ち点差は「4」に拡大し逆転優勝は難しくなったものの、2位以上でシーズンを終えることは確定。7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。

 今夏の移籍市場での積極補強も噂される同クラブだが、現在は主力を担う若手選手たちとの契約延長交渉も進めている。すでにブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリは2月に2027年夏まで長期契約にサイン。また、イングランド代表FWブカヨ・サカとの契約延長も間近と報じられており、イングランド代表GKアーロン・ラムズデールや、フランス代表DFウィリアン・サリバとの交渉も明らかになっている。

 そうした中、クラブは“絶対的司令塔”ウーデゴーアとの契約延長に向けた準備も進めているようだ。半年のレンタル期間を経て2022年夏にアーセナルに完全移籍加入したウーデゴーアだが、キャプテンに就任し迎えた今シーズンは開幕直後から圧巻のパフォーマンスを披露。ここまで公式戦43試合に出場し15ゴール8アシストをマークするなど、チームの中心選手として活躍している。

 現行契約を2025年夏まで残している同選手だが、クラブ側はさらなる契約延長を強く希望しているとのこと。大幅な昇給を盛り込んだ長期契約の提示に向けて現在も準備を進めているという。また、選手とその代理人も契約延長を前向きに検討しており、早ければ近日中に交渉がスタートする可能性もあるようだ。