リヴァプールの指揮を執るユルゲン・クロップ監督のベンチ入りが2試合禁止されるようだ。18日、現地メディア『スカイスポーツ』が伝えている。
リヴァプールは先月行われたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦でポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの劇的弾により4-3で勝利。チームは歓喜に沸く一方で、クロップ監督は勝ち越しの際に第4審に詰め寄ったり、試合後の会見で審判団に対して批判的な発言をするなどの行動が問題視されていた。
これらの振る舞いに対する処分内容が18日に発表され、クロップ監督には2試合のベンチ入り禁止7万5000ポンド(約1300万円)の罰金が科されることとなった。2試合の内1試合は次節のアストン・ヴィラ戦で適応される。もう1試合は、新たな違反を犯したら即適応されるという条件付きで来シーズンの終わりまで延期されるという。そのため、今シーズン最終節のサウサンプトン戦ではベンチから指揮を執ることができる。
逆転でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けてリーグ戦7連勝と好調を維持するリヴァプール。チームを率いる闘将の不在により、チームは少なからずの影響を受けるかもしれない