マンチェスター・Uとニューカッスルがバイエルンに所属するセネガル代表FWサディオ・マネの獲得に関心を寄せているようだ。17日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。
昨夏の移籍市場でリヴァプールからバイエルンに加入したマネ。シーズン前半戦こそ存在感を示したしたものの、『FIFAワールドカップカタール2022』開幕前の昨年11月に腓骨を負傷。約3カ月間の戦線離脱を余儀なくされ、復帰後はここまでわずか1ゴールと結果を残すことができていない。
さらにユリアン・ナーゲルスマン前監督への暴言疑惑や、ドイツ代表MFレロイ・サネへの殴打事件など、ピッチ外での問題行動も明らかになっており、チーム内に不協和音を起こしたマネに関してバイエルンは今夏で売却する見込みだと報じられている。ただ、同選手の年俸は高額であることから、その要求を満たせるのはプレミアリーグのクラブだけのようだ。
報道によると、マンチェスター・Uとニューカッスルが移籍先の候補として最も可能性が高いクラブだという。攻撃陣を強化したいと考えているマンチェスター・Uは得点源であるイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを補完する攻撃オプションとして獲得を目論んでいる模様で、合わせて2016年に獲得間近だったことも伝えられている。
また、ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、現在リーグ3位と来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得が近づいているニューカッスルにとって、マネは非常に有力な選択肢になる可能性があり、来シーズンに向けて補強を求める可能性が高いと主張している。
加えて、同紙はプレミアリーグのクラブ以外の移籍先の候補としてユヴェントスやバルセロナを挙げており、さらには“サウジアラビア移籍”の可能性も指摘しているが、果たしてマネは来季、どこでプレーすることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。