トッテナムは新指揮官として、フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督の招へいを狙っているようだ。18日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。
アントニオ・コンテ監督を解任後、アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が暫定監督に就任するも、わずか4試合で解任。現在は暫定的にライアン・メイソン氏がチームの指揮を務めるが、不安定な監督人事が続いているトッテナム。
そんななか、クラブ首脳陣はスロット監督と会談を行い、同監督を新指揮官候補のポールポジションに据えたようだ。同メディアによると、両者の間で合意には至っていないものの、交渉は順調に進んでおり、早ければ来週にも監督探しを終了する予定だという。
現在44歳のオランダ人監督は、AZを経て2020年12月にフェイエノールトの指揮官に就任。初年度から、クラブをヨーロッパカンファレンスリーグ決勝に導くと、今季は2017年以来となるリーグタイトルを獲得。戦術家としての一面に加え、若手の育成にも定評があるスロット監督は、ここまで輝かしい実績を残してきた。
フェイエノールトはスロット監督の残留を熱望しており、大幅な給与の引き上げを行う用意があるとされているが、同監督はどのような決断を下すのだろうか。