【プレミアリーグ】ボーンマス0-1マンチェスター・ユナイテッド(日本時間5月20日/ヴァイタリティ・スタジアム)
ブラジル代表MFが、驚愕のボレーを披露した。マンチェスター・ユナイテッドのカゼミーロが、まるでストライカーのような巧みな身体操作からアクロバティックな一撃を決め、ファンも「エグすぎ」と大興奮だ。
【映像】ブラジル代表カゼミーロの「セパタクローみたいな」バイシクル弾
マンチェスター・ユナイテッドがスコアレスで迎えた8分、ブラジル代表MFカゼミーロがゴール前で魅せた。
ボックス手前、エリクセンがゴール前にふわりとしたクロスを上げると、相手DFセネシがクリアしきれず、ボールは中央に走り込んだカゼミーロの元へ。絶妙な高さに浮いたボールに反応したブラジル代表MFは、瞬時に体の向きを回転させながらボレーシュート。完璧に捉えたボールは、GKの手をすり抜けるようにネットに突き刺さった。
ABEMAの解説・Leo the football氏は「こぼれ球を、アスリート能力の高さで叩き込みましたよね。この辺りはカゼミーロのセンス」と感嘆。さらに、「本来アンカーの選手は上がっていくのを躊躇する場面ですが、ここは上がっていいだろうという判断と、決め切った質ですよね」と、その判断力と“ストライカーのような”技術を称えた。
バイシクルとも言えそうなアクロバティックな超絶ボレーには、視聴者も「えぐすぎだろww」「セパタクローじゃん」「これはうますぎる」「フットサルの様な身のこなし」「ブラジルサッカー」と大興奮した。
カゼミーロはかつてFWの選手だったというから、その影響が生んだゴールかもしれない。Leo the football氏は、「セレクションの時に前線のポジションで受けに行ったら、他の子たちがみんな前線で、これじゃ勝てないということで『ボランチです』と嘘を言った。なので、もともと攻撃センスはあった」とエピソードを伝えた。
4位のマンチェスター・ユナイテッドはその後、追加点を奪えなかったものの、ボーンマスを相手に、カゼミーロの先制弾で逃げ切り勝ち。守護神デ・ヘアが守り抜き、今季17度目のクリーンシートを達成した。
この結果によりマンチェスター・ユナイテッドは、勝ち点69としてニューカッスルと横並びとなり、得失点差で4位をキープ。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて重要な勝ち点3を手にした。
(ABEMA/プレミアリーグ)