【プレミアリーグ】ノッティンガム・フォレスト1-0アーセナル(日本時間5月21日/ザ・シティ・グラウンド)
今冬に加入した名手のプレーが、この試合と優勝争いの行方を決めた。もう間もなく試合終了のホイッスルが鳴るという場面で、アーセナルFWサカがクロスを送ると、これをフォレストGKナバスがキャッチ。しかし、ベテランGKはこのプレーで負傷。スタンドから盛大な拍手が送られるなかベンチへと下がり、交代したGKがプレーを再開すると……。
残留を決めるために是が非でも守り抜いて勝ち点3を獲得したいノッティンガム・フォレストと、追いついて優勝に望みを繋げたいアーセナル。両者の思惑はハッキリとしており、ホームチームは全員が自陣に引く撤退守備でボールを跳ね返し、逆にアウェイチームは全員で押し込んでプレーをしていた。
ノッティンガム・フォレストが1-0のリードで迎えた90+6分、右サイドからサカが内巻きのクロスを送ると、これを今冬に加入した名手ナバスがキャッチして失点を阻止。
これには視聴者から「ナバス鉄壁すぎる」「キャッチすんのかよそれ」「ナバスすごいな〜」と、かつてレアル・マドリードでも正GKを務めた名手の判断と技術に称賛の声が集まった。
しかし、コスタリカ代表GKはこのプレーで無理にジャンプしたせいか足を痛めてしまった。それ以前から、ゴールキックを味方に蹴ってもらうなど、コンディションに不安を抱えていた様子だ。交代時にはスタンドから盛大な拍手が送られ、GKヘネシーが登場した。
ヘネシーがプレー再開となるキックを前線に送り込むと、その瞬間、主審は試合終了のホイッスルを鳴らした。この時点でノッティンガム・フォレストの残留とアーセナルの2位が確定。アウェイチームは19シーズンぶりのプレミアリーグ優勝を逃す結果となった。
試合が終わると、視聴者からは「アーセナルはこの選手層でよく最後までシティと優勝を競ってたよ」「アーセナルも凄いけどな、あのシティと途中まで競ってんだから」とアーセナルの選手を労う声が寄せられた。
(ABEMA/プレミアリーグ)