【プレミアリーグ】ブライトン3-1サウサンプトン(日本時間5月21日/アメックス・スタジアム)
ブライトンは日本時間21日、イングリッシュ・プレミアリーグ第37節でサウサンプトンと対戦し、3-1で勝利した。日本代表MF三笘薫は88分までプレーし、今季5アシスト目を記録しチームの勝利に貢献した。
悲願の欧州カップ戦出場権獲得まで、残り3試合で4ポイントに迫っている6位のブライトン(勝ち点58)が、すでにチャンピオンシップ(イングランド2部相当)への降格が決まっている20位のサウサンプトン(勝ち点24)をホームに迎えた。
この日のブライトンは序盤から三笘の活躍によりゴールに迫る場面が多く見られた。8分にはロングボールのこぼれ球を回収した三笘が、左サイドからカットイン。ボックス内から右足でコントロールシュートを放つが、ここは枠を捉えきれず。さらに21分には、インターセプトから飛び出したGKの位置を見てループシュートを狙うが、今度はポストに阻まれるなどゴールを決めることはできなかった。
それでも1点リードで迎えた40分には、左サイドをドリブルで突破する。右足アウトサイドで鋭いグラウンダーのボールをゴール前に送ると、先制点をあげたファーガソンがプッシュ。これがネットを揺らし、三笘の今季5アシスト目で、ブライトンが2-0とリードして試合を折り返した。
迎えた後半も試合の主導権はブライトンが握るが、58分にセットプレーからエルユヌシが頭で押し込まれて点差を縮められる。さらに62分には、カウンターを許してウォルコットにネットを揺らされた。しかしここはVARが介入し、ウォルコットがボールを受けた位置はオフサイドだったためノーゴールとなり、ブライトンは命拾いをした。
迎えた69分、セットプレーからボックス内でルーズボールを回収したグロスが、キックフェイントから左足を一閃。グラウンダーのシュートがゴールネットを揺らして、ブライトンが3点目を奪った。
試合終盤は、中2日の疲れを感じさせない試合運びを見せたブライトンがそのまま逃げ切る。この勝利でブライトンは、勝ち点を61に伸ばすことに成功。ヨーロッパリーグの出場権を争う7位のアストン・ヴィラに3ポイント差、8位のトッテナムとは4ポイント差とした。
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