プレミアリーグ第37節が21日に行われ、プレミアリーグ3連覇を達成したマンチェスター・Cと低迷を続けるチェルシーがエティハド・スタジアムで対戦した。
ホームのマンチェスター・Cは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグからスタメン9選手を変更。コール・パルマーやリコ・ルイスといった若手をスタメンで起用した。対するチェルシーは多くの離脱者を抱える中で前節の4バックから5バックに戻し、前線にはカイ・ハフェルツ、ラヒーム・スターリングが名を連ねた。
試合が動いたのは12分、チェルシーのパスミスから高い位置でボールを奪ったマンチェスター・Cのショートカウンターが発動。パルマーからのパスをボックス右で受けたフリアン・アルバレスが右足でゴール左にシュートを流し込み、先手を奪う。その後もマンチェスター・Cが何度かゴールに迫ったが、徐々にチェルシーも応戦。しかし、抜け出したスターリングのシュートはGKに、クロスに合わせたギャラガーのヘッドは右ポストに阻まれ、1-0のまま後半を迎えた。
その後半もマンチェスター・シティがボールを保持しつつ、チェルシーはカウンターからゴールをうかがう展開に。マンチェスター・Cは終盤にかけて主力をピッチに送り出したが、互いにゴールを奪うことなく1-0のまま試合は終了。プレミアリーグ12連勝でリーグ制覇に華を添えた。
試合後にはファンがピッチに乱入してセレモニーの開始が遅れる一幕もあったが、最後はチームを支えてきたスタッフたちに出迎えられながらジョゼップ・グアルディオラ監督や選手たちがピッチに登場。キャプテンを務めるイルカイ・ギュンドアンが優勝トロフィーを掲げ、監督・コーチ・スタッフと共にスタジアムを1周した。
【スコア】
マンチェスター・C 1-0 チェルシー
【得点者】
1-0 12分 フリアン・アルバレス