アントニー・マルシャル

 アストン・ヴィラが、マンチェスター・Uに所属するフランス代表FWアントニー・マルシャルへ関心を寄せているようだ。21日、イギリス『Football Transfers』が伝えている。

 マルシャルは2015年にモナコから3600万ポンド(当時価格で約66億3000万円)でマンチェスター・Uへ加入した。2019-20シーズンには、キャリアハイとなるリーグ戦17ゴールを記録するなど活躍した同選手。しかし、近年は序列が低下し、昨シーズンはレンタル移籍により半年間セビージャでプレーしていた。

 テン・ハフ監督が就任した今季は、負傷による影響もあり、ここまでリーグ戦19試合の出場にとどまるマルシャル。そんな苦しむ27歳に対してアストン・ヴィラは、買取オプションが付随したレンタル移籍でのオファーを検討しているようだ。

 同メディアによると、クラブを率いるウナイ・エメリ監督は来季に向けて、「セカンドストライカー」に加え「ウイング」もこなせる選手を探しているとのこと。そのため、どちらのポジションでもプレー可能なマルシャルに、白羽の矢が立ったと思われる。

 新指揮官のもと復調を果たした同クラブだが、フランス人ストライカーへのオファーは現実のものとなるのだろうか。