リヴァプールに所属するスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンに、レアル・マドリードが関心を寄せているようだ。イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
レアル・マドリードは、フランス人DFフェルランド・メンディの退団に備え、左サイドバックの新戦力を探している模様。2019年にリヨンから移籍してきた同選手は、加入直後から度重なる負傷に悩まされており、今シーズンもリーグ戦17試合の出場にとどまっている。
同紙によると、“白い巨人”はバイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスを獲得の本命に据えている模様。しかしバイエルンは、現行の2025年までの契約のもと同選手の売却交渉には応じず、さらなる契約延長を望んでいると指摘。それによりレアル・マドリードは、来季のチャンピオンズリーグ出場が危ぶまれるリヴァプールのロバートソンをリストアップしたと主張している。
一方で、ユルゲン・クロップ監督のもと多くの出場機会を得ているロバートソンは、クラブとの契約を2026年まで残しており、退団する意向は示していないとも伝えている。
現在29歳の同選手は、母国スコットランドの4部リーグに属していたクイーンズ・パークでプロデビュー。その後、ダンディー・ユナイテッドとハル・シティを経て2017年にリヴァプールへ加入した。今季はリーグ戦34試合で8アシストをマークしており、プレミアリーグにおけるDF登録選手の通算アシスト記録を塗り替えるなど、不動のレギュラーとして活躍している。
果たしてスコットランド代表のキャプテンに、新天地を求めスペインの地へ降り立つ可能性はあるのだろうか。