トッテナムが、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督への関心を強めているようだ。25日、イギリス紙『デイリーメール』や同紙『インディペンデント』などが伝えている。
トッテナムは今年3月26日にアントニオ・コンテ元監督との契約を双方合意のもとで解除。アシスタントコーチを務めていたクリスティアン・ステッリーニ氏が暫定監督に就任したが、成績は安定せず。4月23日に行われたプレミアリーグ第32節ニューカッスル戦を1-6で落とした翌日に解任が発表された。その後、コーチを務めていたライアン・メイソン氏が暫定監督としてクラブを率いている。
しかし、メイソン暫定監督の下でも5試合で1勝1分け3敗と結果は改善せず。残り1試合となった状況で、リーグ戦8位に位置しており、来季の欧州大会出場圏外となっている。
そんな状況のトッテナムでは来季以降を率いる新監督に注目が集まっており、これまでユリアン・ナーゲルスマン氏やレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督などに関心を持っていることが報じられていたが、交渉は進展せず。その後、フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督の引き抜きを狙っていたものの、同監督が残留を強調していることでトッテナムは招へいを断念したと見られている。
そこで現在最有力候補として挙げられているのが、セルティックのポステコグルー監督だという。横浜F・マリノスからセルティックに就任した2021年以降、2シーズン連続でリーグ最優秀監督賞を受賞している同監督の手腕を高く評価している模様で、引き抜きを狙っていることが伝えられている。
なお、トッテナムはそのほか、スポルティングのルベン・アモリム監督やルイス・エンリケ氏らにも関心を示しているようだが、果たして誰を新監督に迎えることになるのだろうか。