スポルティング所属のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。25日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在22歳のウガルテは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。母国のCAフェニックスやファマリカン(ポルトガル)でのプレーを経て、2021年8月にスポルティングに加入した。在籍2年目の今シーズンは開幕からここまで公式戦47試合に出場。日本代表MF守田英正とダブルボランチを形成することも多く、チームの中心選手として活躍している。
ウルグアイ代表としても8試合の出場歴があるウガルテだが、今夏にステップアップの移籍を果たす可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、パリ・サンジェルマン(PSG)とチェルシーの2クラブが、同選手に強い関心を寄せており、来る夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性があるという。PSGはウガルテの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏にすでに接触した模様。また、守備的な中盤の補強を検討中のチェルシーも、同選手の動向を注視しており、先日にはクラブの代理人をリスボンに派遣したと報じられている。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、PSGはすでにウガルテ側に最初のオファーを提示した模様。同選手の契約解除条項は6000万ユーロ(約90億円)程度に設定されているが、PSGが提示した金額はこの条項とは異なる金額だったようだ。また、チェルシーについても、同選手に対して強い関心を寄せていると伝えている。
なお、ウガルテをめぐっては、ともに中盤補強を目指しているリヴァプールとマンチェスター・Uも動向を注視しているとのこと。加えて直近ではアストン・ヴィラからの関心も明らかになったという。“引く手数多”の状態となったウガルテだが、今夏にどのような決断を下すのだろうか。