レアル・マドリードに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオは、今シーズン限りで同クラブを退団することになりそうだ。27日、イギリスメディア『アスレティック』などが報じた。
アセンシオとレアル・マドリードの契約は、2023年6月30日で満了を迎える。両者は今年初めから契約延長交渉を行っていたものの、アセンシオは新契約のオファーを断る決断を下したという。同選手はスタメンの地位を確立できていない現状に満足しておらず、フリートランスファーで新天地を求めることにしたようだ。
現在27歳のアセンシオは、マジョルカの下部組織出身。2013年10月に同クラブでトップチームデビューを果たし、2015年夏にレアル・マドリードへと完全移籍した。2015-16シーズンはエスパニョールへの期限付き移籍で経験を積み、2016年夏からレアル・マドリードに復帰した。
レアル・マドリードではこれまで公式戦通算285試合に出場し、61ゴールを記録している。今季も公式戦50試合でプレーしているが、先発での起用は16試合にとどまっている。
『アスレティック』によると、アセンシオとの獲得には複数クラブが関心を示しているようだ。アストン・ヴィラをはじめとしたプレミアリーグの複数クラブが名乗りを挙げ、イタリアのクラブも獲得に興味を示しているという。