来シーズン、サークル・ブルッヘに所属する日本代表FW上田綺世にプレミアリーグかブンデスリーガでプレーする可能性がある模様だ。26日、ベルギーメディア『Het Nieuwsblad』が報じている。
現在24歳の上田は、2022年7月1日に鹿島アントラーズからベルギー1部のサークル・ブルッヘに完全移籍。加入初年度からゴールという結果を出し続けており、公式戦40試合で22ゴール2アシストをマークしている。リーグ戦では21ゴールで得点ランキング2位につけており、その充実度がうかがえる。
『Het Nieuwsblad』は、「今夏、サークル・ブルッヘの口座に多額の資金が追加されることは確かだ」と、移籍市場で上田に高値が付く可能性を示唆。今夏にも欧州5大リーグへのステップアップが実現すると分析した。
「ウエダはベルギー1部の枠には収まらなくなってきており、今すぐにでもプレミアリーグかブンデスリーガに行く可能性がある。内向的でややミステリアスなこの日本人も、移籍実現を願い退団を希望している。来週(6月3日)に行われるジュピラー・プロ・リーグのヨーロッパ・プレーオフ2第6節のウェステルロー戦が、ウエダにとってサークル・ブルッヘでの最後の試合になることがすでに確実視されている」
果たして、上田はベルギー1部での成果と自信を胸に、さらなる高みを目指していくことになるのだろうか。