【ブンデスリーガ】フランクフルト2-1フライブルク(日本時間5月27日/ドイチェ・バンク・パルク)
日本時間27日にドイツ・ブンデスリーガ第34節のフランクフルトvsフライブルクが行われ、2-1のドローに終わった。この結果、フライブルクは来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。フランクフルトの鎌田大地はフル出場し、長谷部誠は79分までプレー。フライブルクの堂安律はフル出場している。
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勝ち点47で8位のフランクフルトはヨーロッパカンファレンスリーグの出場権獲得の可能性を残している。さらに、今季限りで退団することを発表している鎌田にとっては、リーグ戦最後の試合となった。対するフライブルクはCL出場権獲得の可能性を残しており、どちらも負けられない一戦となった。
試合は両チームの日本人選手が活躍する展開に。最初に魅せたのはフライブルクの堂安だった。7分に、ボックス右に侵入するとさらに加速してポケットまで侵入。マイナスの折り返しを入れるなどチャンスメイクした。
フランクフルトも21分には長谷部が短い距離を運び出しながら前線に鋭いスルーパスを通す。これを受けたコロ・ムアニがヒールで流すと、ボールを回収した鎌田がダイレクトスルーパスで、コロ・ムアニにリターン。ボックス手前で、コロ・ムアニが足を滑らせたことで、シュートまではいけなかったが、フランクフルトの日本人選手2人の共演でチャンスを作り出した。
31分には抜け出そうとした堂安とカバーに入った長谷部がマッチアップするシーンが見られるなど、前半は見どころの多い試合に。すると前半終了間際の44分にはグリフォのヘディングシュートが決まって、フライブルクが先制して試合を折り返した。
後半もお互いにチャンスを作り出すなか、フライブルクは55分に堂安のループパスからへーラーが決定機を迎えたが、ここはオフサイドの判定に。
その後は追いかけるホームのフランクフルトが、より多くのチャンスを作り出す。79分にはコロ・ムアニが連続ヘディングシュートでゴールに迫ったが、フライブルクの守護神・フレッケンの好守に阻まれた。
すると83分に鎌田大地のクロスボールにコロ・ムアニが反応。ヘディングシュートがネットを揺らして、フランクフルトが同点とした。さらに後半アディショナルタイムにはエビンベがネットを揺らして逆転。その後はお互いに攻め込むも、次の1点は奪えずに試合は終了。逆転勝利を飾ったフランクフルトは勝ち点を50に伸ばして7位フィニッシュ。一方、敗れたフライブルクは、勝ち点59で5位となりヨーロッパリーグ出場権を獲得した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)
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