ウェストハムに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスは、アーセナルへの移籍を希望しているようだ。26日、イギリス紙『ミラー』が報じている。
ウェストハムでキャプテンを務める24歳のライスは、クラブとの現行契約が2024年6月末で満了となっており、その去就には大きな注目が集まっている。リヴァプールやマンチェスター・U、バイエルンなど数多くのビッグクラブが獲得に関心を寄せているとも報じられ、今夏の移籍市場において“人気銘柄”となっている。
そんななか、報道によると、ライス自身はアーセナルへの移籍を希望している模様で、ウェストハムも1億ポンド(約173億円)程のオファーが届けば、放出を容認するとの見方が示されている。また、アーセナルはブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得にも興味を持っているものの、ライスの獲得を依然として優先事項としており、同紙によれば、両者は“相思相愛”の関係だという。
長らくアーセナルの中盤を支え、チームの中心選手として活躍するスイス代表MFグラニト・ジャカの退団が決定的とも噂される同クラブだが、今夏の“人気銘柄”であるライスをチームに迎え入れることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。