【プレミアリーグ】アストンヴィラ2-1ブライトン(日本時間5月29日/ヴィラ・パーク)
イングリッシュ・プレミアリーグ第38節、アストンヴィラvsブライトンがヴィラ・パークで行われ、ブライトンが1-2で敗れた。日本代表FW三笘薫は64分から途中出場し、自身8点目こそ奪えなかったものの、今季を通して披露してきたクオリティの高さを示すように、何度もチャンスメイクしてみせた。
ミッドウィークに行われた前節のマンチェスター・シティ戦に引き分けて今季の6位を確定させたブライトン(勝ち点62)は、7位のアストンヴィラ(勝ち点58)とアウェイで対戦した。ブライトンが三笘薫やカイセドをベンチに置くなか、対するアストンヴィラは、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権をかけ、8位・トッテナム(勝ち点57)、9位・ブレントフォード(勝ち点56)との三つ巴の争いの渦中にあり、序盤から攻勢を強めた。
迎えた8分、ボックス内左のJ.ラムジーからテンポの早いクロスが送られると、中央のドウグラス・ルイスがダイレクトで合わせてアストンヴィラが先制に成功。ホームの大歓声を受けてさらに勢いを増していった。
追いかけるブライトンも19分に左のエンシーソからのクロスを中央に走り込んだウンダブがジャンピングボレーで決めるも、その前のプレーでエンシーソがオフサイドだったため、VARの結果ノーゴールに。すると26分、アストンヴィラがショートカウンターから再びJ.ラムジーのアシストでイングランド代表オリー・ワトキンズが決めリードを2点に広げた。
反撃を試みるブライトンは37分、ウンダブが縦パスに抜け出し、ワントラップからボレーを突き刺す。このシーンもオフサイド疑惑でVARのチェックが入ったが"二度目の正直"でゴールが認められ1点を返すことに成功した。
前半を2-1とアストンヴィラがリードして迎えた後半、64分に三笘がピッチに登場すると、早速得意のドリブル突破でチャンスメイク。果敢にボックス内に攻め込むシーンを作ったが、なかなかスコアを動かせない。
その後、終盤までブライトンは同点、勝ち越しを狙って攻め込んだものの、あと一歩及ばず。試合はそのままタイムアップを迎え、ブライトンは1-2で敗戦を喫した。三笘は最終戦でチームを勝利に導けなかったものの、今季は33試合に出場して7得点・5アシストとセンセーショナルな記録を残し、プレミアリーグデビューイヤーを締めくくった。
(ABEMA/プレミアリーグ)