【プレミアリーグ】アーセナル5-0ウルブス(日本時間5月29日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルのサポーターたちは冨安健洋の帰還を待ち望んでいるようだ。この試合の後半、怪我でチームを離脱中の日本代表DFだが、最終節を戦うチームメイトたちを指揮官アルテタの後ろから見守る姿がカメラに捉えられた。するとサポーターたちから来季の活躍を期待する声が多く寄せられた。
4-0とアーセナルが大きくリードして迎えたの61分、怪我での離脱により、アルテタの後ろから試合を観戦する冨安が映し出された。負傷の影響などにより出場時間があまりなかった日本代表DFにとって、今季は思うようなシーズンではなかったかもしれない。ただ前半戦を振り返れば、ジンチェンコの離脱中には左サイドバックを務めたり、試合後半からゲームを締める役割として出場したりと、アーセナルの盤石の戦いを支えていた。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は「来季はチャンピオンズリーグも出ますし、より日程は厳しくなる」とコメント。加えて「選手層は厚くしないと」と語り、冨安の復帰によって厚みを取り戻すであろうアーセナルを楽しみにしていた。
視聴者も「トミー来季は頼むぞ」「トミーがいる!」「トミー見たかったな〜来季まで待てん!」「CLのトミー楽しみすぎる」と早くも来季の活躍を待ち遠しそうにするコメントが続々と寄せられた。今季はプレー時間が少なかっただけに、ファンの冨安への期待は膨らんでいるようだ。
「復帰に向けて、少しずつではあるが状態はよくなっている」と監督がコメントしているとおり、試合後のセレモニーでも同僚らとともに場内を一周する元気そうな姿も映し出された。
アーセナルは来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)への出場権を手にしている。来シーズンは今シーズン以上の激戦が予想されるだけに、日本代表DFの存在は今まで以上に重要になってくるだろう。冨安は出場すれば安定感のある素晴らしいプレーを見せるため、指揮官アルテタからの信頼も厚い。まずは怪我を治して、盤石な状態で新シーズンに臨めるようにしたい。
(ABEMA/プレミアリーグ)