【映像】長期離脱から復帰し、サッカーができる喜びを語る宮市亮
【映像】長期離脱から復帰し、サッカーができる喜びを語る宮市亮

 昨年7月、10年ぶりに選出された日本代表の試合で右膝前十字靭帯を痛め長期離脱していた横浜F・マリノス 宮市亮。懸命なリハビリを経て、およそ10か月ぶりにピッチへ戻ってきた“不屈の男”は、自身のSNSにこう綴った。「このマリノスでプレー出来る誇り、喜びを噛み締めて、皆さんにつなぎとめて頂いた現役サッカー選手という限りあるプロ生活を1日1日かみしめてプレーしていきたいと思います」

【映像】長期離脱から復帰し、サッカーができる喜びを語る宮市亮

 復帰を目前に控えた5月。宮市は、元北朝鮮代表・鄭大世氏との対談に臨み、度重なる大怪我や挑戦と挫折の繰り返しだった10代20代について「本当にもがいていました。苦しかった」と胸の内を明かした。

 宮市のキャリアは常に怪我と隣り合わせだった。ただ、ネガティブに捉えられがちな怪我からも多くのことを学んだと言い、「30代になって、こんだけ怪我をしても現役でやれていることへのありがたみをすごい感じています。サッカーでの悩みってもちろん苦しいですけど、幸せなことだなって。(昔と比べて)ポジティブな感じがして、今の自分の方が好きです」と歳を重ねることで感じる心境の変化について明かしている。

 怪我をした直後は「完全に落ちた」と言う宮市。特に、初めて膝を負傷したときは引退も考えたというが、3度4度と繰り返して前向きに切り替えられるまでの時間は「短くなってきた」と振り返る。

「今回また怪我をして、歩けるようになって嬉しくて、走れるようになって嬉しくて、ボール触って練習できる喜びをすごく感じています」と語る曇りのない表情には、その言葉どおり「サッカーができる喜び」や充実感がにじみ出ている。

 鄭大世氏から、この先について聞かれると「(横浜F・マリノスは)昨シーズン優勝したことでプレッシャーはありますけど、他のチームどうこうよりも、チームとして日々成長していこうと。タイトルとかは後からついてくるものだと思う」と王者らしい余裕も垣間見せた。

 また、自身の状況については、「楽しく(できています)。(横浜F・マリノスは)日本で一番のクラブなので、そこでこれだけ怪我をしてもプレーさせていただいている。その幸せを嚙みしめながらやっていきたいと思います」と感謝の気持ちを明かした。

 宮市は鄭大世氏との対談で何度も「サッカー選手であれることの幸せ」「サッカーができていることの素晴らしさ」について語っている。多くの怪我に泣かされたからこそ実感する“幸せ”や周囲への”感謝”を糧に、背番号23は今日もピッチに立つ。
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