ジョゼップ・グアルディオラ監督

 プレミアリーグは30日、2022-23シーズンのマネージャー・オブ・ザ・シーズン(年間最優秀監督)を発表。マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が選出された。

 ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネやノルウェー代表FWアーリング・ハーランドら強力なスカッドを擁したマンチェスター・Cは、リーグ最多の「94」得点、最少タイの「33」失点と盤石の強さを見せつけ、2020-21、2021-22シーズンに続く3連覇を達成。長期間に渡ってアーセナルに首位の座を譲っていたものの、最終盤に怒涛の12連勝を記録し、リーグの頂点に君臨した。

 就任7年目のグアルディオラ監督にとって、プレミアリーグ年間最優秀監督の受賞は今回が4度目。チームを3連覇に導いた手腕が高く評価され、一般投票と専門家による投票を合わせた結果、1位の得票率を記録した。4度の受賞は、かつてマンチェスター・Uを長く率いたアレックス・ファーガソン氏の11回に次いで、歴代単独2位の記録となっている。なお、今シーズンはハーランドが年間MVPと年間最優秀若手選手賞を受賞。マンチェスター・C勢がリーグの個人タイトルを席巻する形となった。

 受賞を果たしたグアルディオラ監督は、マンチェスター・Cのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「私が年間最優秀監督に選出されたことについて、関わってくれた全ての人々に感謝したい。まず初めに、この賞の他の候補者たちとそれを共有したいと思う。彼らは今シーズン中に素晴らしい仕事をしていた。このトロフィーは通常、監督としてどれだけ優れているかではなく、チームで勝ち取ったものに対して与えられる。私は素晴らしいクラブに所属しており、ここで受けてきた全てのサポートがなければ、受賞は不可能だった。もちろん、今シーズン素晴らしい仕事をしてくれた選手全員にも感謝したいと思う」

 なお、グアルディオラ監督のほかには、以下の5名がノミネートされていた。

ミケル・アルテタ(アーセナル)
ロベルト・デ・ゼルビ(ブライトン)
ウナイ・エメリ(アストン・ヴィラ)
エディ・ハウ(ニューカッスル)
マルコ・シウバ(フルアム)