死角から「ズドン→ストン」の衝撃KO 「僕めっちゃ強いので」勝利後のマイクに納得の声
【映像】死角からズドンの衝撃KO
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 フェザー級戦線のプロスペクト同士のハイレベルな攻防は、死角から繰り出された渾身の右フックでストンと頭から落下して前のめりに沈む衝撃のKO決着。自信に満ちあふれる勝利後のマイク「僕めっちゃ強いので」のコメントも納得の試合内容だった。

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 5月28日に後楽園ホールで開催された「RISE168」。白石舜(TEAM TEPPEN)と白鳥光希(正道会館KCIEL)の対戦は、1ラウンド終了間際に2度のダウンを奪った白石がKO勝利。右フックをフルスイングで振り抜き、若き実力者同士の緊迫した攻防に終止符を打った。

死角から「ズドン→ストン」の衝撃KO 「僕めっちゃ強いので」勝利後のマイクに納得の声
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 TEAM TEPPEN期待の白石はデビュー以来、連勝を重ねてきた。しかし前の試合で山元剣心に初のKO負けを喫し、そこからの復帰戦。一方、元王者・山田洸誓のもと進化を続ける白鳥は4勝1敗うち4KO。共に群雄割拠のフェザー級戦線での今後の立ち位置を決める重要な試合だ。

 試合は3分間に両者のテクニックが凝縮された内容となった。白石のスピンキックで幕を明けると、白鳥も長いリーチを活かした前蹴り、ミドル、パンチなどスピード感のあるコンビネーションを展開する。

 前蹴りの白鳥に対し、蹴り際にすかさず距離を縮めてボディの連打を放つ白石。緊張感のある戦いが続くなか、白鳥の前蹴りに被せるように白石の左アッパーが飛ぶ場面も。

 その後も白鳥がボディへのヒザを繰り出せば、白石が前蹴りで対抗。さらにリング中央でのローの蹴り合いを経て、白石がカウンターでショートの左、右フック。負けじと白鳥も左ストレートで返すが、そこに白石が狙いすましたようにワンツーから突きのような右ストレートを打ち抜いて最初のダウンを奪う。

 1ラウンド残り25秒。前蹴りで距離を取ってラウンドを凌ぎたい白鳥だったが、勝負に出た白石が力強く振り抜いた右フックをまともに被弾すると、前のめりに急降下。リングに頭を沈めるようにダウン。レフェリーが即座にゴングを要求した。

 拮抗した戦いのなか局面を見極めて仕留めた白石の強烈なひと振りに「清々しいKO」「派手に倒した」「死角から貰ってストンと倒れた」などABEMA視聴者からも反応が相次いで寄せられた。

 初の敗戦をバネに鮮やかなKO勝利で復活を遂げた白石は「僕めっちゃ強いので、上位ランカー当ててください」と自信のマイク。ファンからは「ベストKO賞だ」「言うだけあるよ」など試合内容に納得する声、好意的な声が大半を占めた。

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