デヤン・クルゼフスキ

 トッテナムに所属するスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキが、同クラブで来シーズンもプレーするかは不透明になっていることを認めた。30日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在23歳のクルゼフスキは2021年1月にユヴェントスからトッテナムに2023年6月30日までのレンタル移籍で加入。今シーズンは公式戦37試合に出場するなど、加入後公式戦57試合出場で7ゴール16アシストを記録している。

 18カ月間のレンタル移籍期間の満了に近づいているクルゼフスキ。昨夏には2600万ポンド(約45億円)で完全移籍に切り替わる条項も付随していたが、行使されず。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得していれば、今シーズン終了後には3000万ポンド(約52億円)で買い取り義務が発生する条項もあったが、8位に終わったことでこれも発動することが無くなり、去就には注目が集まっている。

 今夏も昨夏にあった2600万ポンドで完全移籍に切り替わる条項が有効と見られており、今後もトッテナムでプレーを続ける可能性のあるクルゼフスキだが、「クラブと話し合わなければならない。でも、正直言うと、ここ数カ月は非常に厳しい状況だったことから、それをする時間はなかった」と自身の去就は不透明であることを明かした。

「僕たちは皆、ベストを尽くしてできるだけ多くの勝利を収めようとした。だから、これからクラブと話をして、彼らの計画がどのようなものかを見てみるつもりだ。もちろん、僕はクラブを愛しているけど、彼らの考えや将来のことをどのように考えているかを知る必要がある。そのことについて話さなければならない」