マンチェスター・Uに所属するフランス代表FWアントニー・マルシャルは、6月3日に行われるFAカップ決勝を欠場するようだ。30日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
マルシャルは2015年にモナコから3600万ポンド(当時価格で約66億3000万円)でマンチェスター・Uへ加入した。2019-20シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦17ゴールを記録するなど活躍し、咋シーズンはセビージャへ半年間のレンタル移籍を経験。マンチェスター・Uに復帰した今季は、リーグ戦21試合の出場で6ゴール2アシストをマークしたが、28日に行われたプレミアリーグ第38節(最終節)フルアム戦で負傷していた。クラブによると、検査結果はハムストリングの肉離れであり、今週末に控えるFAカップの決勝を欠場する見込みだという。
マンチェスター・Uとしては、25日のチェルシー戦でもブラジル代表FWアントニーが担架でピッチを去っており、アタッカーの負傷が続く形となってしまった。しかし、クラブを率いるエリック・テン・ハフ監督は、アントニーについて「おそらく」土曜日の決勝までに回復するだろうと語っている。
プレシーズンに行われたアトレティコ・マドリード戦で、ハムストリングの肉離れにより離脱して以降、負傷が続くマルシャル。今回の欠場はクラブにとっても大きな打撃となりそうだ。