林原めぐみの“金色”の解釈が深い!三石琴乃らキャストとセーラームーンファンも共感示す…劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』
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 漫画『美少女戦士セーラームーン』の劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』の舞台挨拶が6月10日に東京・丸の内TOEIで開催され、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の三石琴乃、セーラーギャラクシア役の林原めぐみ、セーラー火球/火球皇女役の水樹奈々、セーラースターメイカー/大気光役の早見沙織、セーラースターヒーラー/ 夜天光役の佐倉綾音と髙橋知也監督が登場した。

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 この日、役柄に合わせて全身金色の衣装、赤いコンタクトレンズを身につけて登場した林原。ギャラクシアについて「家来はいるけど仲間はいない」「(月野うさぎに対して)嫉妬があり、信じているものをバラバラにしてやりたい、そんな気持ち」など、役柄に入り込んだ解釈を次々と述べていた。

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 そんな中、ギャラクシアが纏う“金色”について「金は威圧的で高圧的、ピラミッドのてっぺんという印象だけど、彼女(ギャラクシア)は誰のことも照らしてなくて、自分のことを照らしているだけ」と独自の見解を述べ、「結局自分のことを照らしていても自分は見えないわけで、金という色を誰のためにも使ってない。金というものがいかに他人に見せびらかすものの一つだったかということを感じた」とキャラクターについて熱弁。続けて「金の上は白で、全てを包んでそこから生まれることも包み込むことをできる」と月野うさぎを“白色”に喩えて語ると、三石らキャスト一同は「なるほど…」深く共感。会場に訪れていた多くのセーラームーンファンも大きく頷いていた。

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 同作は、1991年から1997年に渡り累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、1992年少女漫画雑誌「なかよし」(講談社)で連載された武内直子氏の作品。単行本の世界~1997年はTVアニメシリーズを放送。さらに、2014年から原作漫画を忠実にアニメ化したリメイクシリーズがスタートし、同シリーズの最終章となる劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」が2023年6月9日に前編が公開され、後編が30日に2部作で公開される。

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会

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