【キリンチャレンジカップ2023】日本-エルサルバドル(6月15日/豊田スタ【キリンチャレンジカップ2023】日本-エルサルバドル(6月15日/豊田スタジアム)
15日、日本代表(FIFAランキング20位)は、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表(同75位)と対戦し、堂安律(フライブルク/ドイツ)がゴールをマークした。
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ここまで3ゴールを挙げている日本は、44分、左サイドでボールを持った三笘が得意のカットインから右足を一閃。これはGKに弾かれるも、こぼれ球につめた堂安がネットを揺らし、日本は前半だけで4点目を挙げた。
中学時代から高い評価を受けていた堂安は、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスのジュニアユースからオファーを受け、最終的にはG大阪ジュニアユースに加入した。G大阪ユースへの昇格を経て、高校2年生だった2015年にトップチーム昇格を果たした。G大阪では、3シーズンでリーグ戦15試合3ゴール。2017年6月、満を持して、エールディビジ(オランダ1部)のFCフローニンゲンへと移籍した。
初の海外挑戦で開幕から出場機会を得ると一気に主力の座を勝ち取る。2シーズンでリーグ戦59試合に出場して14ゴール7アシストをマークすると、2019-2020シーズンからは、オランダの強豪・PSVへと活躍の場を移した。
その後、ブンデスリーガのビーレフェルトへのレンタル移籍を経て、行く先々のクラブで結果を残した後、2020-2023シーズンからはフライブルクへと加入した。すると、今季は33試合に出場し5ゴール6アシストで、ヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献した。
日本代表としては各年代別の代表チームでプレーし、AFC U-16選手権、AFC U-19選手権、FIFA U-20ワールドカップなど数々の大会に出場した。A代表としては2018年のキリンチャレンジカップに招集され、コスタリカ戦で初出場。2019年のAFCアジアカップでは6試合で2ゴールをマークし、FIFA選出のブレイクスターに選ばれた。
2021年に東京オリンピックのメンバーに選ばれると全6試合に出場して1ゴールを挙げ、日本のベスト4に貢献した。その後もFIFA ワールドカップ カタール 2022のアジア最終予選でもプレーし、本大会でも4試合に出場。グループステージのドイツ戦、スペイン戦でゴールを挙げ、日本を決勝トーナメント進出へ導いた。日本代表としてはここまで、35試合5ゴールを挙げている。
(C)浦正弘(ABEMA/キリンチャレンジカップ2023)