バス車内で小学生たちが飲食を始めた際に運転手がとった“神対応”に、Twitterでは「こういう大人になりたい」「対応が素晴らしい」など絶賛の声が上がっている。
話題を集めているのはつっきーさん(@psypsytuki)の投稿。
ある日、つっきーさんがバスに乗っていると、数人の小学生が乗車し、席についたのと同時にお菓子やジュースを車内で飲食を始めた。すると、その様子を見ていたバスの運転手が車内のマイクで話し始め「そこの君たち。バスの中は飲食禁止ですよ」と注意をした。注意を受けた小学生たちは無言でお菓子やジュースをしまい出したとのこと。その様子をミラーで見ていた運転手は、続けて「万が一こぼしたりしたら終点まで誰も使えなくなる可能性があるので…ご協力ありがとうございます」と一言。それを聞いた小学生はハッとした様子で「すみませんでした」と運転手に謝罪をした。
つっきーさんは一連のやりとりを見て、「乱暴に怒っていたら『ウザかった』ぐらいにしか感じなかったかもしれない。だけど、きちんと理由を添えた上で“叱った”運転手の姿勢すごいな」と感じたという。
この投稿を見た人からは「こういう大人になりたい」「理由を説明することが大事」「対応が素晴らしい」など絶賛のコメントが寄せられ、投稿には4万件超の“いいね”が押されている(※数字は6月21日14時のデータ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、つっきーさんを取材。投稿の詳細について「夕方で少し混んでいました。飲み物ぐらいは…と思いましたが、スナック菓子を開け始め指摘しようか迷いました。そのタイミングで運転手さんがスパッと言った点に驚きました。子どもたちも素直に謝罪ができて素晴らしかったです」と明かした。
投稿の反響には「“叱る”のはとても難しく『理由を添える』『フォローをする』この2つで初めて成立すると考えています。たくさんの人に『怒ること』と『叱ること』の違いを伝えられたんじゃないかと感じます」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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