わずか20秒、前蹴り“一撃”で衝撃TKO! 「切れましたね」「えっ!?」放送席困惑
【映像】前蹴り一撃で秒殺TKO
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 開始20秒、刹那に振り抜いた前蹴りでまぶたがパックリ割れるTKO決着。「切れましたね」「えっ!?」と放送席も困惑の突然の幕切れに場内は静寂に包まれ、「何があった?」「カミソリのようだ」と視聴者が騒然となった。

【映像】前蹴り一撃で秒殺TKO

 6月23日に後楽園ホールで開催された「RISE169」で都筑海杜(TEAM3K)と松下竜之助(Team +1)が対戦。試合は開始直後に都筑の前蹴りで松下のまぶたを大きくカット。試合続行不可能となりTKO勝利を収めた。

わずか20秒、前蹴り“一撃”で衝撃TKO! 「切れましたね」「えっ!?」放送席困惑
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 前回の試合で3連敗から脱出した都筑と、現在RISEで3戦全勝と勢いのある松下の対戦は、周囲も「何があった?」と呆気に取られる“秒”でのTKO決着。わずか20秒の攻防、ブレイク直後に振り抜いた一発の蹴りが試合を決めた。

 試合開始とともに軽快なパンチの連打でボクシング技術の高さを見せた松下。一方、攻撃は激しいファーストコンタクトから続いた松下の猛攻に耐えた都筑のターンへ。ガッチリと固める松下のガードの隙間めがけて、都筑が前蹴りを一閃。振り抜かれた前蹴りが額を捉えた瞬間、“ボコッ”と鈍い音が。

 そのまま何事もなく試合は流れていったが、ABEMAゲスト解説の宮城大樹が「あ、切れましたね」と口を開くと「えっ!?」と困惑の声が。同時に対戦相手の都筑も額に手を当て「傷口が大きい」ことをアピールすると、試合が止まった。

 事態が呑み込めない場内は静寂に包まれたが、カメラが松下の表情を捉えると、右眉の上がパックリと開いたショッキングなシーンが。大きな傷口に「何があった?」「カミソリのようだ」「前蹴りで切れるのか」とファンは騒然。試合続行不可能と判断し、TKO勝利で都筑の勝利が告げられた。

 不完全燃焼のまま敗れた松下は呆然と立ち尽くす。「傷口が開くと危ないからしょうがない」とジャッジの判断を支持するコメントも聞こえたが、わずか20秒のアクシデントに「開始早々は可哀想だな」「無敗が止まった…」「これはツラいな」と同情の声が多かった。

 それでもリングを降りる際にひとつ深々と頭を下げる敗者・松下に「無念の負けでなお挨拶できる心臓の強さは立派」とエールの声も少なくなかった。 

【映像】前蹴り一撃で秒殺TKO
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