「ちゃんと批判して」“水着パレード”開催のギャルタレント・あおちゃんぺ “表現の自由”に持論
【映像】ひろゆき氏「ヤジはどこまでも自由」
この記事の写真をみる(2枚)

 ニュース番組「ABEMA Prime」にギャルタレント・あおちゃんぺが出演。札幌高裁で行われた「ヤジ排除訴訟」の二審判決について専門家とともに議論し、「表現の自由」と「要人警護」をテーマに語り合った。

【映像】“水着パレード中”のあおちゃんぺ ※現地の様子(画像あり)

 2019年、安倍晋三総理(当時)の街頭演説中にヤジを飛ばした男女2人が、北海道警の警察官に排除された。2人は「表現の自由を侵害された」などとして、道に計660万円の損害賠償を求めた。

 一審では札幌高裁が原告の主張を認め、北海道に対し、2人合わせて88万円の損害賠償が命じられた。一方で、北海道が控訴して行われた22日の二審判決では、男性に対しては他の聴衆と揉めていたことなどから、要人警護の観点もあり「排除は妥当」として一審判決の一部を取り消し、請求を棄却した。

「ちゃんと批判して」“水着パレード”開催のギャルタレント・あおちゃんぺ “表現の自由”に持論
拡大する

 この裁判にあおちゃんぺは「私は表現の自由に当てはまるとは思う」とコメント。その上で「ただ、やり方が適切だったのかと聞かれると、そうではないと思う。表現の自由はあるが、彼らの目的がヤジによって本当に果たせたのか。自分もちゃんと演説すれば、警察官に排除されることなく、自分の思いを伝えられたと思う。その場で『増税反対』とヤジを飛ばしても何も変えられない。ちゃんと許可を取って、街頭演説をしたら、もっといい伝わり方になったのではないか」と述べた。

 今月8日、埼玉県営公園のプールがグラビアアイドルらの水着撮影会への会場貸し出しを一律で許可しないと決定した。18日、あおちゃんぺは渋谷にて“水着パレード”を行い、表現する場を守る重要性を訴えたが、現地はどうだったのか。

「幸いなことにヤジは飛ばされなかった。パレード中もその後の交流会も、全然そういうことがなかった。ただ、Twitter上で大炎上した。ネットではデマを流されるばかりで、正当な批判がない。むしろ、ちゃんと批判してほしかった。直接話したかった」

 あおちゃんぺは「ヤジが一概に悪いものとは思わない」とした上で「安倍元総理にヤジを飛ばした男性の隣にいた人は、演説を聞く権利を侵害されている」と指摘。「隣であんな大きい声で言われたら、演説が聞こえないだろう。全員の権利を守ることが現実的にどうなのか、私は疑問だ」と述べた。(「ABEMA Prime」より)

【映像】ひろゆき氏「ヤジはどこまでも自由」
【映像】ひろゆき氏「ヤジはどこまでも自由」
【映像】《時系列で分かる》山上被告の犯行計画
【映像】《時系列で分かる》山上被告の犯行計画
【映像】“移住失敗”YouTube投稿に波紋
【映像】“移住失敗”YouTube投稿に波紋
「娘の部屋から数百万円が」子どもの素行調査依頼が急増

■Pick Up

【Z世代に聞いた】ティーンの日用品お買い物事情「家族で使うものは私が選ぶ」が半数以上 

ひろゆき出演番組の配信情報はこちら
ひろゆき出演番組の配信情報はこちら
この記事の写真をみる(2枚)