「こんな倒れ方記憶にない」カウンターでのバックブローKO 元二階級王者を襲った予想外の結末に衝撃
【映像】衝撃のバックブローKO
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 ハイキックをかわしてパンチで反撃…のはずが、ハイキックの勢いを利用したカウンターでの鮮やかなバックブローが炸裂。“コリアンモンスター”が失神撃沈する交通事故級のKOシーンに「こんなソンヒョンの倒れ方は記憶にない」と驚きの声が上がった。

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 7月2日に大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場で開催された「RISE WORLD SERIES 2023 1st Round」。中野椋太(誠至会)とイ・ソンヒョン(韓国)の対戦は2ラウンド、中野がハイキックの打ち終わりに勢いを乗せたバックブローを放ち、ソンヒョンを一発でKO。解説もタフな選手の一撃失神KOに「こんなソンヒョンの倒れ方は記憶にない」と驚きを隠せなかった。

「こんな倒れ方記憶にない」カウンターでのバックブローKO 元二階級王者を襲った予想外の結末に衝撃
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 現在のRISEウェルター級王者の中野と、第4代RISEミドル級王者など二階級を制したソンヒョンが激突。1年ぶりの復帰戦に向け「パーティーを止めた」と禁欲をアピールして挑んだ中野が、この一戦にかける思いを爆発させた。

 序盤、両者とも足を止めてパンチとローを飛ばす荒々しい展開。距離を縮めたソンヒョンがコンパクトな右ストレートなどを当て始めるが、中野も被せるようにフックやミドルで返す一進一退の攻防。

 階級を落としても一発の重さがあるソンヒョンは前へ出てプレッシャーをかける。この日のABEMAゲスト解説・YA-MANは「中野選手の攻撃は怖さがない、右のミドルはそんなに効かないので」と話すなど、ソンヒョン優勢の空気のなか、劇的な幕切れは唐突に訪れた。

 中野が右のハイキック。しかし、若干スピードを欠くひと振りに対してソンヒョンが潜るようにかわすと、中野は蹴りのモーションの勢いそのままに回転しバックブローを一閃。飛び込むソンヒョンの顔面にカウンターで衝突し、そのまま大の字でダウンとなった。

 元2階級王者は動けず失神。あまりにも衝撃的なエンドに視聴者は「嘘だろ」「完全KOだ」「見えなかったな」と騒然。となった。ゲストのYA-MANも「スゲェ、ソンヒョン選手がこんな倒れ方をするなんて想像がつかなった、狙っていたんですかね…綺麗でした」と認める会心の一撃。もう一人のゲスト、白鳥大珠もスローリプレイを見て「もろカウンターですね。蹴りの流れで重さが加わって、ソンヒョン選手もパンチを出しているところに合わせている」とより衝撃度の高いバックブローであることを力説した。

 その言葉どおり意識を失ったソンヒョンはピクリとも動けず担架を運ばれて退場。タフさが売りの”コリアンモンスター”の姿に、実況陣は改めて「こんな彼の倒れ方は記憶にない」と驚いた様子だった。

【映像】衝撃のバックブローKO
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「時間差で吹っ飛んだ」「めちゃ飛んだやんw」OFGで衝撃KO…ファン騒然! YA-MANも「凄い倒れ方…」
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