6月27日(火)22時より、サバイバルオーディション番組「QUEENDOM PUZZLE」の第3話がABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送され、7対7のチームバトルの幕が開き、波乱万丈の展開を見せた。
「QUEENDOM PUZZLE」は、既存のガールズグループメンバーと女性アーティストたちをパズルのように組み合わせ、最強のグローバルガールズグループを誕生させる番組。MCは少女時代のテヨンが務める。
「よくない知らせが…」突然の中心メンバー降板
ついに7対7のチームバトルの幕が開いた。「Charismatic」PICKチームのメンバーはジウォン(Cherry Bullet)、チェヨン(IZ*ONE出身)、ジウ(tripleS)、ウヨン(woo!ah!)、ナナ(woo!ah!)、ソウン(Weeekly)、ジハン(Weeekly)の7人。チェヨンがリードして、パート割りも振り入れもスムーズに進んで行く。しかしチェヨンが一身上の都合で、番組から降板することに。
一方、「Charismatic」のDROPチームはジュイ(MOMOLAND)、ソヨン(tripleS)、スユン(Rocket Punch)、ヨンヒ(Rocket Punch)、スジン(Weeekly)、ゾア(Weeekly)、ヘイン(LABOUM)という布陣。ラップを担当できるメンバーがおらず、パート割りに苦戦する。そしてこちらのチームでも途中からヘインが番組を降板することになり、ゼロからのスタートとなってしまう。
パフォーマンスビデオの撮影日。あまり練習ができていないと語るPICKチームは、メンバーの息を合わせることができず、DROPチームの完成度の高さに焦りを見せる。さらに屋外での撮影中に大雨に見舞われ、波瀾万丈の撮影となった。
優等生ボラに「かわいい感じはいらない」シビアな指摘
「SNAP」のPICKチームは、ボラ(Cherry Bullet)、イェウン(CLC出身)、ヨルム(宇宙少女)、サンア(LIGHTSUM)、YUKI(PURPLE KISS)、リイナ(H1-KEY)、チェリン(Cherry Bullet)。DROPチームはKei(LOVELYZ出身)、白間美瑠(NMB48、AKB48出身)、ジュリ(Rocket Punch)、ドファ(AOA出身)、エリー(Weki Meki)、フィソ(H1-KEY)、FYE(BNK48出身)という構成だ。DROPチームはボラに選ばれなかったということにめげず、「私たちを落としたことを後悔させよう!」と奮起する。
PICKチームは和やかなムードでパート分けが進むも、ダンスに苦戦。振付を担当したチェ・ヨンジュンによるレッスンでは、ボラが「(踊り方が曲に対して)かわいすぎる。かわいい感じはいらないから」と指摘を受けてしまう。レコーディングでは、DROPチームのKeiが高音パートをさらに上げて歌唱力の高さで圧倒。ボラも地声を交えるなど色々な高音のアイデアを出すが、作曲家のライアン・ジョンからは「ムードが合わない」と難色を示される。
パフォーマンスビデオの撮影日、DROPチームはミスを連発。その様子を見守るPICKチームは「パワーが思ったほどじゃなかった」とこぼすなど、お互いのチームを意識して火花を散らし合っていた。
「Charismatic」DROPチームが快進撃、どんでん返しに唖然
勝敗が発表される日がやってきた。評価団にはBTOBのイ・ミンヒョクとソ・ウングァン、ヒョリン、LACHICAの3人、ライアン・ジョン、チェ・ヨンジュンらが参加し、パフォーマンスビデオを鑑賞しながら評価を下していく。また出演者による評価も実施。それぞれ、自身が参加していない楽曲へ投票を行う。勝利チームのメンバーにはベネフィットとして1万点を付与。またグループの中でMVPに選ばれたメンバーには、次回のバトルでのチームメンバー構成権が与えられる。
まずは「Charismatic」PICKチーム。評価団から「元々組んでいたグループのようだ」と絶賛を受ける。ミンヒョクは「ジウが一番目を引いた」とコメントし、ナナもダンスの存在感の高さから多くの審査員に賞賛される。一方DROPチームはPICKチームとは違った落ち着いた魅力で魅せ、「自分で研究していることが伝わってきた」と、スユンが高い評価を受けた。
そして「SNAP」2チームの評価。DROPチームでは、Keiがこれまでの清純なイメージとは違う魅力を見せて驚きを呼ぶ。またボーカルに秀でたメンバーが多く、「これがDROPチームとは信じられない」と評価団を沸かせた。一方PICKチームは個人のスキルが高く、「隙がまったくない」と絶賛される。
結果、「Charismatic」対決は27票中21票を獲得してPICKチームが勝利。MVPはナナに輝いた。また「SNAP」対決は、DROPチームが勝利。評価団は「DROPチームは本当にパワフルだった」と満場一致だったという。どんでん返しの結果に、DROPチームは大いに沸き立つ。自分でメンバーを選択しチームを作り上げたボラは悔しそうだ。またMVPは、1票差でグループ最年少のフィソが獲得した。
Re-Mixバトル開幕、ジュリ以外選曲に不満げな「Fighting」チーム
続いて行われるのは「Re-Mixバトル」。人気K-POP楽曲を再解釈してパフォーマンスを披露するという内容で、評価は観客が行う。勝利チームへ与えられるベネフィットは2万点。ラインナップされた楽曲は、(G)I-DLE「Nxde」、BSS(SEVENTEEN)「Fighting」、BLACKPINK「Shut Down」、BoA「Only One」、SHINee「Don’t Call Me」、TWICE「Dance The Night Away」。MVPのナナとフィソへは、自由にチームを構成する権利が与えられた。フィソは「Shut Down」、ナナは「Nxde」をセレクト。そして2人が順にメンバーを振り分けていき、それを見守る参加者たちは悲喜交々の反応を見せる。
「Dance The Night Away」にはCherry Bulletの3人が固まってしまい、ボラは不安な顔を見せる。7対7バトルの勝利チームメンバーは異議を唱えることができる中、ジウォンは「『Dance The Night Away』はこれまでグループで見せてきたコンセプトと似ているので、新鮮な姿をお見せしたい」と訴え、ジュリは「Fighting」を希望。ヨルムとジュリのメンバー変更が行われたが、「Dance The Night Away」チームのメンバーは変わることがなかった。
そして迎えた本番当日。客席から歓声が起こる中、まず「Nxde」チームがステージに上がった。メンバーはナナ、ドファ、スユン、ジハンの4人。事前の演出打ち合わせではさまざまなアイデアを出し合い、解放されるイメージを紐で表現したいとの希望が4人から出される。いざ実践してみると、紐を操りながら踊る難しさを実感するメンバー。リハーサルでも紐の扱いに翻弄されてしまう。
しかし本番のステージでは、ミスもなく新鮮な演出で楽曲を表現してみせ、挑発するような表情やセクシーな仕草でも魅了した。観客の投票結果は222点となった。
続いては「Fighting」チーム。ジュリ、ジウ、YUKI、ジュイ、スジン、エリーが属しているが、ジュリ以外はこの曲を担当することに不本意なメンバーが多く、どこか空気が重い。演出の打ち合わせでも具体的なアイデアを出せず、ジュリが必死にチームを盛り上げて、少しずつ会社をテーマとしたステージを作るという方向性が見えてきた。
本番はオフィスでの一幕を描いたような演技パートから始まり、6人はエネルギッシュなステージを披露。ダンスブレイクではYUKIが横たわって踊る机を5人が運ぶなど、意外性あふれる演出も交え、ステージを縦横無尽に駆け回り観客を沸かせた。撒き散らされた大量の退職届は、メンバーの手書きだという。しかし投票の結果209点となり、1位の座を獲得することはできなかった。
次回「QUEENDOM PUZZLE」第4話は、7月4日(火)22時よりABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送される。