「日本の3大美人」は博多・秋田・京都と言われてるけど… 「美人戦争」に山形が参戦？東北内で抗争勃発か

　島根vs鳥取、高松市（香川）vs松山市（愛媛）など、お互いをライバル視する自治体がいくつもある中、「東北」にも様々な力関係があるという。

　『ABEMA的ニュースショー』の東北出身のスタッフからは、次のような声があがっている。

「南部弁は『〜だすけ』、津軽弁は『〜だはんで』が語尾につくが、それをお互いがバカにしている」（青森出身のディレクター）
「秋田と山形の間では『美人戦争』があるそう。博多・秋田・京都の3つには入らないですけど、東北の中でいえば」（山形出身の田中萌アナウンサー）
「自分のところが一番訛っていると思っているので、東北人と話して訛りが聞き取れても『訛っていて、全然わからないね』というのが礼儀。『訛ってないですね』と言うと途端に寂しがってしまう人もいる」（青森出身のプロデューサー）

　そんな中、「山形は食が美味しい」と言う声を受けて田中アナは「山形は自分たちの名物を主張しない人が多い」と紹介。「芋煮やお米、フルーツ、ひっぱりうどんも美味しいんですけど、映えないですしね」と控えめにコメントした。

　また岩手は、花巻東高校出身で現在はメジャーリーグ・エンゼルスで目覚ましい活躍を見せる大谷翔平選手の恩恵を受けているそうだ。「東北のNo.1といえば、宮城・仙台だというのは誰しも認めているんですけど、2位を決めるなら最近は岩手だと思われているそうです」（田中アナ）。

　一方、福島のライバルは東北ではなく、戊辰戦争で戦った長州（山口）だそうだ。タレント・俳優の副島淳は、母方の祖父母が福島の会津若松市出身だといい、「おばあちゃんはそんなことなかったんですけど、おじいちゃんはちゃんと引きずってました。『山口は』って」と説明した。

　ただ、ライバル関係がありながらも“東北一丸”になる場面もあるという。田中アナは「高校野球で最後まで東北の学校が残っていたら、みんなで応援しますから」と語った。
（『ABEMA的ニュースショー』より）