体当たりレポート! 悲鳴をあげる柴田阿弥アナ、台風並みの暴風雨 “地下浸水の恐怖” 災害から身を守るための対策は?
【映像】悲鳴を上げる柴田キャスター 「手に刺すような雨」
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 7月は、夏本番になると同時に豪雨災害に警戒が必要な季節だ。災害を引き起こす豪雨とはどのような脅威なのか。『ABEMAヒルズ』番組MCの柴田阿弥キャスターが、体を張ってリポートした。

【映像】悲鳴を上げる柴田キャスター 「手に刺すような雨」

 今回柴田キャスターが訪れたのは、東京・墨田区にある「本所防災館」。地震や水害など、自然の脅威を実際に体験しながら学べる施設だ。都内ではここだけという体験施設について、本所防災館の北村真二さんに話を聞いた。

北村さん:風水害が発生するような激しい雨と風を体験できる施設だ。風速30メートル、時間雨量にして50ミリの台風並みの暴風雨が体験できる。

 長靴とレインコートを着用、顔を覆うフードを被り完全防備になった柴田キャスター。2人が死亡した2022年の台風8号に匹敵する時間雨量50ミリと、4人が死亡した2022年の台風14号並みの風速30メートルを体験した。

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柴田:(ブース内で悲鳴を上げる)刺すような雨だ。全然正面が向けなかったです。

 必死に手すりを掴む柴田キャスター。あまりの風の強さに身動きが取れず、体験が終了しても、すぐに動けない様子。ブースを後にした足取りもふらついている。

柴田:想像していたよりもはるかに雨と風が強くて、手に刺すような雨が降り注いで顔が上げられなかった。(暴風は)まったく目が開けられなくて、手すりが無いと立っていられないくらいの強さだった。ちょっと居ただけなのに、本当に疲れました。

 次に柴田キャスターが訪れたのは“都市型水害”と呼ばれる都市特有の危険を想定した施設だ。地下室のドアに水が浸水してきた際の“ドアを開ける大変さ”など、近年新たに警戒されている被害を体験できる。

 都市型水害の危険性について、北村さんは「廃水処理が間に合わなくなり道路が冠水したり、住宅が浸水する。特に地下空間が浸水すると災害が発生する危険が高くなる」と述べる。

 重さが体験できる水位は10〜30センチまで。柴田キャスターはまず10センチを体験した。

柴田:結構重たい…あ、いけたいけた。かなり重たいです。全然開かない。

 しかし、30センチでは…。

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柴田:あ、無理か……全然無理だ。マジでちょっともビクともしない。私の体力では10センチでギリギリ開けられるくらいでした。30センチになったら閉じ込められてしまうのは確実だなという感じがしました。

 豪雨や都市型水害。こういった災害から身を守るにはどういう対策が必要なのだろうか。北村さんは次のように話す。

北村:暴風雨に見舞われた場合は、まず近くの強固な建物にいき、なるべく上階に避難する。そのほかには、気象情報をしっかり確認して、大雨が近づいているのであれば不要な外出は避けることだ。

柴田:災害が発生するかもしれないような雨と風、自分が想像しているよりも大きな天候の乱れなのだと感じることができました。私も呼び掛けている側で、危険性を十分認識していたのですが、10センチの水でも扉がすごく重くなってしまうので、本当に早め早めの避難が大切なんだと。これから先も水害が起こる危険性はあるので気を付けていきたい。

(『ABEMAヒルズ』より)

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