『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、お笑いコンビのマシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)がしくじり先生として登場。西堀がラジオで大スベりしたエピソードを明かした。
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、アルコ&ピース(平子祐希、酒井健太)、横山由依、純烈の酒井一圭が出演。
5月に行われたお笑い賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』で準優勝に輝いたマシンガンズ。2人は芸歴25年のベテランだが、実は賞レースでかけられるネタは2本しか持っておらず、決勝戦ではアドリブ漫才を披露。視聴者の間で大きな話題を呼んだ。
マシンガンズは「15年間新ネタを下ろしていない」といい、ライブでは「ずっと同じことしてる」と告白。2008年頃までは人気お笑い番組『エンタの神様』『爆笑レッドカーペット』などに出演し、週1本のペースで新ネタを作っていたが、立て続けに番組が終了して収入が激減。「ネタ番組がなくなったら新ネタを作る意味がない」と考え、仕事への意欲がなくなったという。
2013年頃には事務所ライブにも呼ばれなくなっていたが、ある時、西堀が単独で『オールナイトニッポンR』に挑戦するチャンスが訪れた。きっかけは、アルコ&ピースのオールナイトニッポン0へのゲスト出演。西堀の賑やかしで番組が盛り上がり、スタッフの目に止まったのだ。
しかし、本番当日、西堀は「ブースに入ったときに思いついたことをしゃべりまくろう」と、話のネタを用意せずスタジオ入り。その結果、「スベりすぎて本番の記憶がなくなる」ほど、とんでもないことになったという。出演者らは「THE SECONDと一緒だな!」「なんで準備して行かないんですか?」とツッコミを入れた。
平子いわく、オールナイトニッポンに単発で出演できる若手芸人は限られており、賞レースで優勝した芸人でようやく企画が通るレベルだという。当時は番組スタッフも若手で、「西堀さんの番組で盛り上げていきたい!」と気合いを入れていただけに、落胆も大きかったそう。平子は「当時、ニッポン放送で(西堀が)ヴォルデモート扱い。『名前出すな』って」「イジるのも危険みたいな感じで」と暴露し、笑いを誘った。
西堀は、ラジオで大スベりした最大の理由を「空気に呑まれたから」と説明。「普段テレビ局に出入りしてない芸人が、キラキラしたスタジオとか大勢のスタッフさんを前にすると、空気に呑まれてびっくりしちゃうんだよね」と正直に語っていた。