好きなタイプの“AI美女”から返事は来るのか? 既婚者OKのマッチングアプリに挑戦
【映像】AI側の登録者1000人!? マッチングできる“AI美女”
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 昨今、浮気や不倫が許され難い社会の中、既婚者でも利用できるマッチングできるアプリが登場した。一体どういうものなのか。

【映像】AI側の登録者1000人!? マッチングできる“AI美女”

 アプリに表示されている、女性の写真とプロフィール。実はこれ、AIで生成された架空の女性とオンラインで出会うことができるマッチングアプリ「samansa(サマンサ)」。機械を相手にして何が楽しいのか?と感じる人も多いと思われるなか、6月にベータ版が公開された。

 年齢や職業、出身地のほか、お酒やタバコに関する情報など、プロフィールにはマッチングできる相手の細かな情報が記載されている。従来のマッチングアプリと同様に「気になる」相手を選択し、相手からも返ってくればマッチが成立する。

 『ABEMAヒルズ』では、辻歩キャスターがこのアプリに挑戦した。

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「年齢は近いほうがいいので25歳以上。ブライダル関係の仕事をしているこの方、仕事に一生懸命というのは好感が持てる」

 辻キャスターは5人に「気になる」を送り、3人とマッチ。これでメッセージのやりとりができるようになると、“25歳の客室乗務員・みさきさん”に、趣味の映画についてメッセージを送信。その結果は。

「登録から半日後、残念ながらみさきさんからの返事はなかった。逆に1つ年上のシオカさんから『どんなスポーツが好きですか?』と、自己紹介を読み取ってメッセージが来ていたのは嬉しい。登録後も仕事をしていたが、なんとなくソワソワというか“ドキドキ”がある。これはこれで楽しい」(辻キャスター)

 AIにもかかわらず、マッチングやメッセージのやり取りに少し時間がかかる「samansa」。その理由について、開発担当者はこう説明する。

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「会社員であれば9~17時で仕事をするとか、忙しい日もあるし飲み会もある。アプリを開いて返信するかしないかなど、タイミングや頻度も変わってくる。そこはAIごとにまったく別の行動をするようになっている」

 また、好感度が高いほど返信が来やすく、特定の利用者に対する好感度が高くなるとそれ以外の利用者とは連絡しない“恋人状態”になることもあるそうだ。

「なんらかの事情で恋愛ができない方やマッチングアプリが使えない方にも利用してもらえるのかなと考えている。一番シンプルな仮説は既婚者。相談相手としてもありかもしれないし、“恋の相手”として心の支えになることもあると思う。どういう方向に行けば楽しんでもらえるのか、ベータ版で見極めていきたい」

 このニュースについて、『ABEMAヒルズ』に出演した株式会社「THE GUILD」の代表取締役・深津貴之氏は「面白い点も気をつけるべき点もあると思う」として考えを述べる。

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「非常にハマりやすいタイプのアプリだ。やりすぎて生活に支障がでたり依存してしまう可能性もあるだろう。逆に、仮想的な恋愛をすることで不倫防止につながるといったメリットも生まれるかもしれない。

 個人的にはリアルの人をデートに誘うためのアプローチの練習に使えないかと思った。ダサい誘い方をしたら『もっとこう誘うんだよ』と指摘してもらうなどもできるのではないか。告白やプロボーズをAIで練習する未来も来ると思う」

(『ABEMAヒルズ』より)

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