【MLB】エンゼルス5-7アストロズ(7月14日・日本時間15日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」でアストロズ戦に先発出場。5回途中まで投げて7つの三振を奪ったものの、5失点で敗戦。しかし、オールスター明けの登場とあり、打席に立つとファンから「MVP!」の声援が届き、自身も今季27度目のマルチ安打を記録した。
象徴的なシーンは1回裏の第1打席にやってきた。大谷が打席に入った瞬間、エンゼルスファンから「MVP! MVP!」とコールが沸きあがったのだ。オールスターまでの前半戦を終え、リーグトップの32本塁打を記録するなど、故障者続出のエンゼルスにあって、大活躍を見せる“スーパースター”に対して、後半戦初登場の場面で最大級の賛辞が贈られた。
この声援に応えるかのように、大谷はアストロズの先発、フランスの高めに浮いたストレートを初球打ちすると、レフト前へ技ありの一打を記録。後半戦の初打席を見事にヒットで飾ってみせた。
さらに、2点を奪われた直後の5回裏、1死走者なしの場面で第3打席を迎えた大谷は、フランスのボールを慎重に見極め、フルカウントからまたも高めに浮いたストレートをレフトへはじき返してみせた。これで大谷は、今季27度目のマルチ安打を達成することになった。
これをキッカケにエンゼルス打線もつながり、4番のモニアック、さらに代打のエスコバーが連続でタイムリーを放ち、2点を返して4-4の同点にするなど、大谷がチャンスの起点を生み出していた。
そんな大谷の活躍を見たファンは、「声援すごい」「歓声ほんますごいな」「おれらのMVP」「大谷頑張れ」「すげー」といった大谷へのエールを次々にコメントした。
後半戦の初戦を落として黒星スタートとなったエンゼルスだが、大谷の活躍次第では悲願のプレーオフ出場も十分考えられる。今後も“MVP男”大谷から目が離せなくなりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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