「世界水泳2023福岡」2日目が7月15日に行われ、混合10mシンクロ高飛込(非五輪種目)の決勝で伊藤洸輝・板橋美波組が銅メダルを獲得。今大会の日本勢メダル1号となった。
のべ5回飛び込みを行い、合計得点が争われるなかで、伊藤・板橋組は1本目から素晴らしい同調性を披露。勝負のポイントとなった3回目の飛び込みでも、馬淵崇英コーチがガッツポーズを見せた素晴らしい飛び込みで、72.96のダイブスコアを叩き出した。
そして、板橋の「せーの、1、2!」という掛け声とともに飛び込んだ5回目は実況の清水俊輔アナウンサーも着水の瞬間「決まったー!」と叫んだ、同調点8.0が並ぶ息ピタリの演技でトータルスコア305.34をマーク。313.44点のメキシコ代表には僅かに及ばなかったが、伊藤・板橋組は3位で銅メダルを手にした。
優勝は中国。2017年の世界選手権にも出場している板橋にとっては悲願のメダル、伊藤は世界選手権初出場でのメダル獲得となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)