「世界水泳2023福岡」5日目が7月18日に行われ、水球女子の日本代表がハンガリーと対戦。試合には敗れたものの、ゴールキーパー(GK)の超ロングシュートが決まるスーパーゴールが飛び出すなど21得点を奪い、強豪に肉薄した。
驚きのゴールが飛び出したのは第1ピリオド残り約3分の場面。GKの川田代悠花が自陣ゴール付近から狙いすましたかのように、相手ゴールめがけて直接シュート。コントロールされたボールが相手ゴール左隅にふわりと吸い込まれ、驚きの超ロングシュートが決まった。相手GKは若干前に出ていたため、慌てて泳ぎゴール方向へ戻ったが全く間に合わずなす術なし。解説でリオ五輪日本代表の保田賢也氏も「スーパーゴールですね。これで流れ変わると思いますよ」とコメントするビッグプレーだった。
第一ピリオドの終盤には鮮やかなカウンターで井上萌々がゴールを決め、4-4の同点に追いつくシーンもあり、ベンチや会場も盛り上がりを見せた。この後、手強い相手に第3ピリオドからジワリと得点差をつけられ、26-21でハンガリーが勝利。日本は1次リーグで2戦2敗となったが、競合相手に最後まで肉薄し、善戦が光った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)