暑い夏にオススメだというクセ強な“夏コーデ”がネット上で話題となっている。
「日差しの強いこの夏オススメの着物コーデ」というコメントとともに投稿された一枚の写真。
投稿者（@sakone_shogen）によると、このコーデは時代劇やゲームに出てくる“浪人”をイメージしたそう。
コーデの詳細については、夏の日差しを遮るため浪人が被っている「深編笠」を着用し、着物は石川県の特産である白い蚊絣柄の能登上布の麻着物。刀（模造刀）はあくまで浪人風コーデの演出のため小道具で、袴は薄く透け感のある夏袴となっている。
このコーデに、SNSでは「ほんと涼しげだよね」「辻斬られそう」「日傘男子も結構見かけるけど日笠男子もいいね」「虚無デギャルソン」「全身コーデでいくらやろ？」など、様々な反響が寄せられている。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、投稿者に話を聞いた。
このコーディネートを着用した感想は？
「この装い、実は暑そうに見えて洋服よりもずっと涼しくて快適なんです。半分笑いを誘うシュールなネタコーデではあるものの、実は腰に差した刀以外は本当に夏でも快適に過ごせるガチ目のコーディネートになっています。ちなみに目立ちすぎてしまうので、笠をかぶって外に出たことはありません笑 目立ちたいわけではありませんが、いずれはこれで出かけたい憧れはあります」
着物に興味を持った理由は？
「両親と祖母がよくきていたのと、物心つく前から時代劇が好きだったようで、侍に憧れていたのは大きいと思います。扮装して撮影する傍ら普段着として着物を楽しんでいます」
反響については？
「軽い気持ちでしたツイートですが、この投稿が少しでも多くの人の目に触れ、日本文化に興味を持つきっかけとなって、もっと笠や着物を買う人が増えるとうれしいなと思っております」
（『ABEMAヒルズ』より）
