「飛込大国」中国を脅かすイケメン選手、現る メキシコの19歳イバラの水も滴る好演技に解説者も「中国、どうする!?末恐ろしいです」と興奮
【映像】19歳イバラ、圧巻の演技

 「世界水泳2023福岡」7日目が7月20日に行われ、男子3m飛板飛込は1位が王宗源、3位が龍道一と、中国勢2人が表彰台に上がり「飛込王国」の強さを見せつけたが、この間に割って入り、銀メダルを獲得したのがメキシコの19歳・イバラだ。中国勢2人に全く引けを取らない演技でワンツーフィニッシュを阻止。放送席からも興奮の声が相次いだ。

【映像】19歳イバラ、圧巻の演技

 男女、シンクロを問わず、飛込で圧倒的な強さを誇る中国だが、ここを切り崩そうとばかりに大活躍しているのがイバラだ。1m飛板飛込でも僅差の銀メダルを獲得し、飛込全種目で金メダルを独占している中国を脅かす存在として、今大会での注目度も飛躍的に上がっている。

 5回目を終えて3位につけていたイバラは、最終6回目に難易度3.9とハイレベルな選択をしたが、落ち着いた表情から踏み切ると、空中での回転姿勢も美しく、入水もほぼ完璧。直前まで2位だった龍を抜いて、1ランクアップした。世界水泳、さらにはオリンピックの同種目で活躍し続けた寺内健氏も、中継で解説を務めていたが「中国選手、さあどうする!?これは素晴らしい。この状況で落ち着いた助走、高さを持った踏み切り、落ち着いた入水。末恐ろしいです!」と大興奮。最終的には王を抜くことはできず、今大会2つ目の銀メダルとなったが、パリオリンピックの舞台ではさらに成長したイバラが、ついに大国を倒す瞬間が訪れるかもしれない。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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