「世界水泳福岡2023」10日目が7月23日に行われ、競泳・女子400メートル自由形の決勝が行われ、アリアン・ティットマス(オーストラリア)が、世界新記録で金メダルを獲得した。中盤からレースをリードし、ライバルも全く追いつけない圧巻の泳ぎに解説やファンも大興奮。世界新を達成すると、驚きとともに大きな反響が集まった。
【映像】ラスト50mで驚異のスパート!世界新達成の瞬間(ノーカット)
女子400メートル自由形決勝は前世界記録保持者で“驚異の16歳”サマー・マッキントッシュ(カナダ)、世界水泳で女子歴代最多14個の金メダル獲得者のケイティ・レデッキー(アメリカ)が出場。新星と絶対王者が出場するなかで、ティットマスが驚異の泳ぎを披露した。
ティットマスは序盤からレースをリード。徐々に2位以下との差を拡大していき、レースは終盤へ。レデッキーとマッキントッシュが差を詰めるかと思われたが、その差は一向に縮まらずむしろ拡大。マッキントッシュの前世界記録は3分56秒08だったが、ティットマスがこれを上回るペースで最後の50メートルを猛然とチャージすると、北京五輪男子400mメドレーリレー銅メダリストで解説の宮下純一氏も「いやぁ、これはいける!」と大興奮。最終的に3分55秒38で世界新記録を樹立し、金メダルを獲得した。
これにはファンからも「55秒台!!」「余裕で越えたw」と続々と反響が集まった。また「マッキントッシュがこの前出したばっかりの記録なのにすげーな!」と、2023年3月に出されたばかりのワールドレコード更新に驚きの声もあがった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)