先月8日、埼玉県営公園のプールがグラビアアイドルらの水着撮影会への会場貸し出しを一律で許可しないと決定した。この水着撮影会をめぐって県公園緑地協会は19日、NG例をイラストで公開。9月、10月に開催される撮影会の暫定的ルールとして発表した。
【映像】ギャルタレントが水着で実際に再現した「NGポーズ例」(画像あり)
ニュース番組「ABEMA Prime」に出演した、ネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏は「わいせつになるのかどうかは裁判所でも争う。基本は文章だから、解釈が変わる。だから、文章にしておけば、埼玉県はまだ責任を負わなくて済んだ。でも『分かりやすくしないといけない』と、頑張ってポーズ例のイラストまで作った。正しいかどうかは別にして、努力は評価する」とコメント。
ギャルタレントのあおちゃんぺは「裸になろうとしていると思わせることが、ダメなのではないか」と指摘する。実際に、掲載されたイラストをみると水着は「マイクロビキニ」「貝殻の水着」「下着」など、ポーズは「ズラす」「過度に足を広げる」「着ていないように見せる」などがNGとなっている。
先月18日、渋谷にて“水着パレード”を行い、表現する場を守る重要性を訴えたあおちゃんぺ。一連の流れをどのように思っているのか。
「埼玉県がちゃんと受け止めてくれたから、こういう『お互いに仲良くしよう』という改善案ができたと思う。今までは、ちゃんとした定義がなかった中で中止になっていた。『何がダメだったの?』と分からない状態だった。みんなの言論に意味があったと思えるので、私はうれしい。みんなで表現の自由、表現者の稼げる場を守っていきたい」
ひろゆき氏は「規制する側は、曖昧な文章にして自分の判断で決めるようにして、権力を持とうとする。今回、埼玉県はそれをちゃんと手放している」と話す。
「揉めて面倒くさいから『性的なものは一律アウト』と言うこともできた。埼玉県が『これならOK』と決めたのは、すごくえらいと思う。もうちょっと褒めてあげてほしい」
(「ABEMA Prime」より)
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