一枚の布を手のひらでバウンドさせると“折り鶴”に変身。不思議なカラクリにネット上では「なにこれすごい!!」「手品みたい」といった驚きの声が上がっている。
投稿者は、折り紙を工学的に研究し、宇宙構造物や建築物に応用という研究室所属していた大嶋泰介さん(@taisukeOo)。
Twitterに「バウンドさせると勝手に鶴に折れてしまう布。これがなぜ成立するのかちゃんと説明するのは結構難しそう」というコメントとともに、動画を公開した。
手のひらに乗せた一枚の布をポンポンとバウンドさせると、あっという間に折り鶴が出来上がった。
この動画を見た人からは、「なにこれすごい!!」「手品みたい」「勝手に畳まれる洋服に進化してほしい」「インドネシア人の友達にあげたら大ウケだった」といった様々な反響が寄せられている。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は投稿者を取材。投稿者はこの不思議な布は雑貨店で見つけたようで、「なぜ適当な外力(ポンポンする)を与えるだけでこの精度で織り上がるかの説明はかなり難しく、形状記憶でうまく保存され、再生されているからのですが、理由をちゃんと説明できないほど、結構すごい製品だと思います」と教えてくれた。
この不思議な布は、高い技術でプリーツ加工され、形状を記憶する布で、メガネやスマホなどの汚れを拭くクリーナークロス『Peti Peto(プチペット)』というそうで、番組は販売元「100percent」にも話を聞いた。
製品について「ポリエステル100%の生地の中からポンポンすると形が元に戻るための最適な生地を100種類以上、試行錯誤を重ねました」と説明し、続けて「『G20大阪サミット』では主賓へのギフトに採用いただき、外交ツールとして使っていただけたのかと思うととても嬉しかったです」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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